漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
30代後半の女性の方、結婚して三年間子供ができず、婦人科を受診しました。検査の結果、女性ホルモンの数値が悪く、体外受精を勧められました。自然には授からないのか、とショックを受けて、漢方薬でどうにかなりませんか、とご相談に来られました。
まずは、漢方薬で弱っているところを補い、妊娠できる体作りをして、それでも授からなかった場合に体外受精を考えたらどうでしょうか、と提案し、漢方薬を飲むことになりました。
他に、冷え性、頭痛、耳鳴り、寝つきが悪い、夜中に何回も目が覚める、悪夢を見る、寝汗をかく、便秘、腰痛、月経不順、月経痛、月経前の胸の張り、イライラ、眠くなる、などの症状がありました。
漢方薬を飲んで1か月後には、月経前の胸の張り、イライラ、眠くなる症状が無くなりました。寝汗をかかなくなり、悪夢も見なくなりました。
2か月後には冷え性が改善し、体が温かく感じるようになりました。便秘も改善しました。
3か月後には頭痛、月経痛が改善し、月経周期が26~28日の間で安定してきました。寝つきが良くなり、目が覚める回数も減り、耳鳴りがだいぶ気にならなくなりました。
6か月後には基礎体温表もきれいな2相になり、もういつ妊娠してもおかしくない、と思われましたが、そこからなかなか妊娠には至りませんでした。
漢方薬を飲み始めてから1年と8か月後にようやく妊娠検査薬が陽性になり、その後無事に安定期に入りました。
「もうほとんど諦めかけていました。先生のおかげです。有り難うございました。」とうれしいお言葉を頂きました。
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